夜逃げ屋TSCが、全力で訳あり移転をバックアップします。

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引越し相談事例（親子間の暴力と決別）ケース２

夜逃げ屋ＴＳＣに、まずは依頼者の姉から、自分の母親が、家に引きこもっている弟に暴力を受けているので保護したいとの電話で相談がありました。母親の移転先が分かると、起こって何をするか分からないため、知られないうちに引越しをさせたい。一時的に避難をさせたいとの相談がありました。息子の年齢は、３０代前半、仕事もせず引きこもった状態で、何か気に入らないことがあると母親に当たり散らし、暴力を振るうようになってしまっているとの相談でした。

当初は、暴力を振るう弟に、カウンセリングして母親に暴力を振るわないようにできないかとの相談でした。しかし、典型的な内弁慶で、外の人に対しては、何も言えないけれども、家の中で母親や身内に対しては当たり散らしたり、壁や物を投げたりすることもありますとのことでした。精神的な疾患状況にあり、３０才以上にもなると、性格を改善するのも至難の状況の場合が多く、本人が意識して改善を求めていない状況であったため、もはやカウンセリングで性格を改善することは不可能と判断。

相談解決対応例（ケース２の解決）

現代を象徴しているのか、引きこもりの子供から暴力を受け命の危険にさらされることがあったため、保護しなければならない状況でした。

夜逃げ引っ越しの際も、引きこもりの息子がいると、手が付けれないほどの暴力を振るうため、子どもがいないうちに、夜逃げを実行しました。

賃貸マンションであったため、親が子どもを置いて夜逃げしたとしても、その後の不動産業者との間の契約関係の処理が必要となる状況でした。

本人では、子どもと鉢合わせすると、何をされるかわからないため、第三者として事後処理の代行を行う。

子どもはすでに成人している男性であり分別が分かる年齢のはずであったけれども、このままでは自分の身が危険と感じ、警察等にも相談し、万が一の際に直ちに対応していたけるように打ち合わせ。

親も高齢のため、住所先がわからないように保護申請をしたうえで、生活保護申請その他の各種届出などに公的機関や不動産会社と折衝し解決しました。弊社の経験とノウハウが生きる事案でした。

親子関係の暴力と、親子の縁を切るという現実

現代社会の膿の部分と言ってもいいと思うが、思春期の反抗期のころに親に暴力を振るうことは、たまにあることで一時期を過ぎると、収まったりしますが、他方で、成人してもなお働かず引きこもって社会に適応できない方が増えて来ています。

そのため、高齢の方からも、自分の子供から暴力を受けて、命の危険を感じているという方がいらっしゃいますし、ニュースなどで事件になるような案件は、氷山の一角で、同じような闇を持っている方は潜在的に かなり多い状況です。引きこもりのためか、自分の思い通りにいかない人生の中で、社会に適応できないうらみやうっぷんを自分の親に向けるという構造になっています。精神状態が幼いまま成人をしてしまったような状況です。

ただ親としても、自分の血を分けた子どもですので、一人でやっていけないことをわかっていて、自分から夜逃げをするということは多くの場合はないでしょう。

但、最近のニュースでもあるように、親子関係でも、子が親を刺したり親が子を刺したりするなど、物騒な事件にまで発展するケースの危険をはらんでいるケースが多いです。

問題は、このような問題について、身の危険を感じていたとしても、警察が重い腰を上げてまで、親身に対策を講じてくれることがないということです。

警察としても、民事不介入で面倒なことには巻き込まれたくないということが見え隠れしています。

このような身の危険がある場合には、同居している限り、その危険を払しょくすることはまず不可能です。そのため、子どもに知られずに引っ越すということもやむを得ない状況です。

ただ、夜逃げを選択するということは、親子関係の縁を一切断つという覚悟が必要となってきます。子どもへの愛情から、舞い戻るようなことがあれば、さらにヒートアップし暴力がひどくなるケースもあるため、夜逃げには相当の覚悟が必要となります。

特に夜逃げまで考えている方の傾向としては、長年の間暴行を受け続けていたが、逃げ出す術がなかったという方が多いです。

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